テーマの願い
私は、この地、この時に⽣を受けている。
このことを精いっぱい尽して⽣きたい。
悩み、苦しみは私に押し寄せてくる。
でもそれは「⽣きること」をも奪うものではない。
私の⼼の奥底にある「⽣きたい」という声に⽿を澄まそう。
その時、私に届けられている声に気づく。
それは私を呼ぶ声、
南無阿弥陀仏。
仏の名(みな)を呼ぶことは、仏の呼び声を聞くこと。
その呼び声の響きの中で、
⼈と⽣まれたことの意味を仏にたずねていこう。
私に先⽴って⽣きた⼈たちと、
同じ今を⽣きる⼈たちと、
これから⽣まれてくる⼈たちと、
そのこと⼀つをともにたずねていこう。
種から芽が出て花が咲き、
花は枯れても種が残り
また花を咲かすように。